「犬が教えてくれたこと」

ものすごく感動して、泣きまくった本を紹介します。

 

コミックエッセイ

「犬が教えてくれたこと」

原作:三浦健太(ドックライフカウンセラー)

漫画:中野きゆ美

 

約10日前に購入したのですが、未だに毎日読んでます。

漫画ってたいてい1回読んで捨てちゃうのだけど

この本は、そんなんじゃない。

何度も読みたいし、何度読んでも感動するし

読めば読むほど、味わい深くなる。そのくらい良い本(漫画)です!

 

オムニバス形式で、8話入ってるのだけれど

毎回、漫画の後ろに、その犬から教わったことをまとめた、カウンセラーの三浦さんのコラムが1ページあって。そのお話しがまた、いい。

「ああ、私もこういうことを忘れずに生きていきたい!」って思えるのです。

 

目次

 

第1話 おじいさんの犬「僕をおいていかないで・・・」

第2話 蚤の心臓「臆病な僕でごめんね」

第3話 絆「寒い夜も温かったよ」

第4話 汚名を晴らした犬「僕の個性を活かしてくれてありがとう」

第5話 丈太郎のたぎる血「自由にさせてくれて嬉しかったよ」

第6話 犬と歩けば「いつも一緒がいいね」

第7話 チビの本当の気持ち「大好きな気持ちを伝えたかっただけだよ」

第8話 母の祈り「命を救ってくれてありがとう」

 

どのお話しも大好きだけれど、大号泣で涙で見えなくなってしまったのが

第1話、第8話、です。

ゴミ箱がティッシュの山になってしまいます。

 

私の中のベスト1は

第2話 蚤の心臓「臆病な僕でごめんね」

第3話 絆「寒い夜も温かったよ」

第7話 チビの本当の気持ち「大好きな気持ちを伝えたかっただけだよ」

この三つです。(ベスト1なのに、三つ)

 

どれも、世間の常識内に価値をおいて、人や動物を外見だけで判断しがちな

そんな自分の小ささを戒めるために必要な教訓が説かれていました。

 

 

第3話 「絆」 (三浦さんのコラム↓)

 

自分の人生は、自分で選ぶ。

同様に、

自分の幸せも自分で選べるのだと思います。

 

人からどう見られるか、人と比べてどうかで、

自分の幸せは決められません。

他人がどう思おうが、自分の大切な価値観は自分の中にあるのです。

 

ホームレスの犬は、見た目には汚く

とても大事にされているとは思えません。

しかし、美味しい食事もなく、綺麗な首輪もなく

シャンプーさえしたことがないとしても

この犬は、それを上回る信頼関係と、深い愛情を得ていたのではないかと思うのです。

しかも、自分で選んだ自由と幸せを噛みしめながらの毎日だったと思います。

 

私たちは、まわりを気にするあまり

本当の自分の幸せを見つけられないことがあります。

 

本当の自分、本当の幸せは、

自分の中で見つけるしかないと

この犬に教えられた気がします。