不幸でいたい人々。

「不幸でいたいですか?幸せでいたいですか?どちらを選びますか?」

と聞かれたら、なんて答えますか?

迷わず「もちろん幸せでいたいです!」って答えますよね。

きっと、世の中の人、全員そうだと思います。


って・・・以前は思ってました。でもね・・

「不幸でいたい人々」って、存在するんです。それも、かなり多く!


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どんな状況であっても、実は、全て自分の望んだ通りになっているのですね。


自分で自分のことをどう思っているか?

それをそのまま表現してくれる人たちが、周りに集まるのです。

なので、その根っこの部分が同じままだと、

居場所を変えてもまた同じような状況になります。


大事なのは、他人にどう思われるか?ではなくて

自分がどう思うか?です。


もしかしたら、今まで親とか他人に言われてきた心ない言葉で

「私はこういう人間なんだ」って

セルフイメージをガッチリ固めているのかもしれません。


でも、親も他人も、感情の生き物で、自己防衛の生き物で

ちーーーーーっぽけな自分の経験と偏った知識で物事を計って、言葉を発する生き物なので

彼らの言ってきた「あなたは、こうだ。」という言葉は、ほぼ間違いです。


自分のことを知っているのは、自分だけです。


自分のことを知らない他人に言われたりされたりしてきてことだけ集めて

それを自分としていたら・・・

で、自分で自分をどう思っているか?が生活(人間関係)に表れているとしたら・・・


それは、人生苦しいですよね。楽しくないです。

完全に他人が作った世界だけに生きていることになります。

虚構の世界です。

虚構の世界に生きている人が「人生虚しい」って思うんです。


「どう生きたいか」「どうありたいか」との思い一つ

それをビシッと固めただけで

ちゃんと「自分を生きる」ことができます。


「どう生きたいか」「どうありたいか」って、

なにも、壮大な夢や目標を掲げる必要ないのです。

職業とか、やりたいこととか、分かってなくってもいいの。


すっごく簡単なんですけど

「どんな心の状態でありたいか」それだけです。


で、今後、生活上の小さな選択の繰り返しの中で

その自分が望む心の状態を感じられるものを、選べばいいのです。


※それ以前に「これはヤダ!」と思うものは、我慢しないでちゃんと断ることが大事。

だから、自分は「何が嫌なのか」も、把握しておいてください。


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ただ、こういう話を聞いて「理解しました」といっても

根っこの部分が「不幸な自分でいたい」ってなっている人は

延々と、そういう方向を選びますね。「不幸でいたい人々」です。


「○○さん大丈夫?」って、人に心配してもらいたくて

振り向いてもらいたくて、愛情を確かめたくて

だから、心配してもらえるような状況でいたがっている人。

 

「◯◯さんは大変なんだね。それなのに毎日頑張ってくれてありがとう。」

って、感謝されたい、認められたいが為に

「大変な思いをしている自分」でいたがっている人。


「ダメな僕の為に苦労してくれてありがとう。」と思われたくて

「ダメなあいつの為に苦労している自分」が好きで

彼氏や旦那や子供を下げて、ダメ人間に仕立て上げているとか。


”苦労している” ”病気している” そんな自分が頑張っている!!

ってことで

親や夫や子供にとっての、自分の存在意義を保とうとしている人は、いーーぱいいます。

世の中、その願望をそのまま叶えながら生きている人だらけです。

(※過去記事「治りたくない人々」もご参照ください)

 

で、こういう人々は、「他人にどう思われるか?」を基準にして生きているのです。

 

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そういう人程、長いことどうにも良くならない病気抱えてて

で、ある程度まで良くなってから「やっぱり良くならない」ってクレームつけてきたり

こちらに非があるってことにして、完全に治らないようにしたいから

「この店は高いから、お金が無いから」って、私に面と向かって言ってくるんですね。

「のど元過ぎれば熱さ忘れる」

「掌返したように態度を変える」ってこういうことだな、って知りました。

そういう人は、私は、もう二度と相手にしません。

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Mさんへ☆

 

でも、今のMさんは、そうじゃないんです。

「人にどう思われるか?」と気にして

「人に悪く思われたくない」って方を選んでいたのを止めて

「自分はどうしたいのか」をちゃんと見つめて

勇気を出して、次へ進む決意して、行動に起せたんだもの。

前述した「不幸でいたい人々」とは、今のMさんは全く違います。

そして、今回の転職は、今までの転職とは違いますよね。

(前回は確か、家族の為の止むを得ない選択でしたよね)

だから大丈夫ですからね(o^v^o)