生きることが前提にある日々。

先日、自分のフェイスブックの過去の投稿を探していた時に

このような記事を見つけました(スクショ貼りました)

 

私の過去については、生きてきた道のりにも書いてありますが

病名のつかない体の不調を抱えて、闘病していた期間が長くありました。

 

だいたい32歳くらいから36.7歳までは

基本は、肩凝り首コリ、ガンガンの頭痛、胃痛、吐き気、めまい、倦怠感。

 

その他に、数ヶ月毎に、次々ありえない症状が出ていました。

・38度代の高熱2週間(それでも仕事に出ていた)のあとに、40度以上の高熱10日とか。

・胃が火であぶられながら握りつぶされるような激痛が、2ヶ月。

・ハンマーで殴られているような頭痛が、2ヶ月。

・熱湯かぶって火傷したような皮膚の炎症と熱が、上半身に出ることが、1ヶ月。これが、治っても、数ヵ月後にまた出てくる。

 

全て、病院で検査してもどこも異常なし。でした。

西洋医学だけでなく、中医学や漢方でも治療を試みましたが、

どこにいっても首を傾げられ、匙を投げられ、

ただ苦痛と不安に耐えて過ごして、治まってくるのを待つしか方法がありませんでした。

 

38歳頃から、顔面に炎症が出始め。

最初は、数個の吹き出物だったのが、ドロドロのケロイド状の炎症にまでなっていました。

これも、ニキビでもないアトピーでもない、アレルギーの数値も出ていない、

原因不明・病名不明でした。

為す術も、頼れる医者も薬も道具もありませんでした。

顔だけでなく、先ほどあげた、基本の症状は、常にある状態です。

 

この頃には、夜は完全に眠れなくなっていました。

一人の時は泣いてばかりいて

仕事の行き帰り、電車の中でも道を歩いていても、ボロボロ泣いていました。

歩いている時も、座っている時も、顔は下を向いていました。

顔を上げるということが出来なくなっていました。

 

体は鉛のように重く。手枷足枷をつけて、背中に誰かをおぶって歩いているようでした。

ここまでなっても、体に鞭打って、会社に行っていました。

自分の本心に蓋をして、体だけでなく、心も辛いということに氣付いてあげられませんでした。

いや、辛かったけれど

「辛いと思ってしまう自分は悪い人間だ。自分は犯罪者だ。だから辛いと思ってはいけない」

くらいに思い込んでいました。

自分の心を殺していたのです。

(自分を殺していたのだから、意味、犯罪者って間違ってないよなあ)

 

今となっては、私はこのブログでも、お客様に向けて

「 ”自分は本当はどうしたい?” と常に自問していきましょう」

なんて言ってるけれど。

 

「自分はどうしたいか」なんて考えることさえ、当時、今までの人生になかったことだから。

そういう方法があることを知らなかったのです。

 

もう完全に心が壊れていました。

それでも、仕事は止められない。止めたら生きていけない。

私は、一生家族の面倒をみていく。

なんて思っていました。

 

そして、顔を隠すために、マスクをして通勤していましたが、

あまりに炎症がひどくなり、マスクも擦れて出来なくなり。。

 

仕事中も涙が出てきて止まらなくなり。

泣いてばかりで仕事なんてできなくなり。。

 

ある日、会社を休みました。

次の日も、行けませんでした。

また次の日も。

数ヶ月休めば良くなるだろうと思っていたけれど、半年、一年たっても、良くなりませんでした。

 

39.40.41歳頃まで、一人暮らしで完全に引き籠って、闘病しました。

以下の写メには、マクロビオティックをやって、とありますが

実際にやっていたのは、それだけではありません。

自然療法的なこともしましたし

日々のパニック発作の際は、自分で自分に施術をして症状を治めたりしていました。

 

(この頃やってきたことが今の施術のベースになっています)

(私の過去の症状は、エネルギー的な問題から出ていた面も大きい。ワンネスでは、その改善をする施術をやっています

 

そして、何より、徹底的に内観して

自分の中の恐怖と不安に、とことん向き合っていきました。

(べつにセミナー行ったり、本読んで、そういうふうに人から教えをもらったわけではありません。インプットではなく、とことんアウトプットしていきました)

 

今までの自分が

どれだけ自分の心を、身体を無視して

どれだけ、自分で自分を虐待してきたのか。

 

そのことを、心の底から思い知り

涙を流しながら、自分の身体を抱きしめて、謝りました。

 

「これからは一生、何よりも一番に、大事にしていくからね。私が守っていくからね。」

と自分の身体に誓いました。

 

以下のノートを書いた時点では、派遣のOLとして社会復帰をしていましたが

顔の炎症が完全に治っていたわけではありません。

舞台メイク用のファンデで、顔が猿みたいに真っ赤なのを抑えて

「この人顔が赤っぽくて、ニキビいっぱいあるけど、メイクで隠してるんだねー」くらいにしてました。

 

そして、まだまだ自分の中に

「こうでなければ」といった、不要なガチガチの固定観念がいーっぱいありました。

 

相変わらず、やりたくないこともやっていました。

 

相変わらず、本心と言動がズレていました。

 

それでも

ひとつひとつ、手放せるようになっていって。。

ひとつ身軽になった分だけ、一歩前進して。

ほんとうに、一歩一歩の前進でした。

 

この頃、OLやりながら「出来る範囲で」と

マッサージ関連の勉強を進めていて、夜間のバイトの登録もしました。

 

すると、だんだんと

自分の大事な人生の時間を、その当時の派遣の仕事に使っていることが

もったいなくなり

いくら生活費のためとはいえ、耐えられなくなってきて。

 

徐々に、自分を大切にできるように、なっていたんですね。

 

以下の「顔」の記事を上げた時は

派遣のOLを辞めて、昼夜のバイトで食いつないで生活していました。

直前まで働いていた会社は、ありえないくらいのイジメに遭い

これ以上自分を殺して生きたくないと、耐えられなくてブッチ切って辞めたのです。

 

今思えば

節目節目で、一見ネガティブなことがあるんだけど

そのおかげで、押し流されるようにして次の環境へ進んでいったなあ。

 

そういうことでもないと、自分の本心に氣付けないし、ふん切りつけられなかったんだよねえ。

一人暮らしで仕事辞めたら翌月から家賃も払えなくなるんだし

我慢できないくらいのことが起こらないと、覚悟が決まらなかったんだよね。。

 

「満月で生理、新月で排卵」と書いてありますが

今は、「満月で排卵、新月で生理」のサイクルで生理があります。こっちのほうが自然のリズムに合っているそうです。

満月は満ちる時、新月はゼロになる時、出るときだものね。

 

前々回の記事で、私、けっこうキツめに、強いこと言ったよね。

あれ読んで、「もてぎさんはそういう仕事してるから、お客さん通わせたい頭があるからでしょ」みたいに思う人もいたかもしれませんね。

そう思うなら、それで構いません。

ただ、全て、私自身の実体験をもとに、書いただけです。

あの記事に書いてあることは、全て過去の私自身のことなのです。

 

上記の「顔」を書いた、半年後くらいから、個人で施術の仕事をするようになっていきました。

(「お金払うから個人的にやってもらいたい」という人が、出てきた)

そして、2013年4月に、東川口へ越してきて、今のサロンを。

 

その頃でも、ファンデーション厚塗りでした。まだ顔が、真っ赤っか。ブツブツいっぱいだったのです。

今みたいに、完全に綺麗になるまで、ここからさらに、1年半くらいかかったかな。。

当時は、「もう好きなことを仕事にしているし、毎日楽しいし、食事もちゃんとしているし、なんでスッキリ良くならないんだろう?」と思ってましたが。。

 

これも、今ならわかります。。私もまだまだ「治りたくない人」だったんですよ。ある人間にむけて「お前のせいでこうなったんだ!」と見せしめ反省させたかった。すっかり治ってしまったら、それが出来なくなるから困る。だから、治らなかったのです。自分の中に、もんのすごい怨みがあったのです。顔がすっかり綺麗になるまで、治りたくない人を本当に卒業するまでのプロセスについても、いつかお話ししたいと思います。気が向いたらねw

 

※前々回の記事に書いたように、なかなか治らない人、良くなったり悪くなったりを繰り返す人は、良くなった途端にすぐ慢心して、身体を大切にしなくなる(一向に学ばない)というのもありますが、①重い病気や、長年患った症状は、治っていくまでに、時間がかかるし、良くなったり悪くなったり繰り返すことが多い ②潜在意識で治りたくない、治ったら困ると思っているから、その願いが叶っているだけ(例・元気になったら働かなくちゃいけないから治りたくない、元気になったら心配してもらえないから治ったら困る等)③ただ単に、その症状が出る原因となっているものが存在し続けている(例・食べ過ぎ、偏食、薬の影響、ストレス)

 

※「治りたくない人」って何?というワンネス初心者の方は、このブログや、ホームページを隅々まで読んでみてください。簡単にリンク貼れないほど、色んなところに書いてあります。

 

※私が過去にマクロビやって病気治したって記事読んで、すぐに真似して「私も玄米食べるようにしたんです」とか言う人が何人かいたんだけど、普段食べ過ぎで、栄養過多なのに、食べ過ぎを改めずに玄米食べても、かえって腸が熱もって身体硬くなるのに。。あと食事を丸のみするような食べ方の人は、玄米は向いてません。すぐ胃がやられますよ。食べるとか飲むとかじゃなくて「食べる量を減らす、よく出す」ことに努力できないかなあ。。断食すればいいのに、って思います。できないだろうけど。(私は、闘病中は、何度も断食してましたよ)

 

※あと、「痛み」などの不調は、「悪」ではありませんからね。身体が悪くなっているから、痛みが出るのではありません。ここんとこ、しっかり覚えておいてください。風邪をひいたら熱をだしてウィルスを消滅させるように、熱、せき、鼻水、痛み、だるさは、身体が頑張って働いてくれている証拠です。過剰に体内に溜まったものを外に出そうとしている、バランスをとろうとしている、そういう時に、痛みは出ます。(もちろん健康な人は、不快な症状は出ません。)日本人はバカみたいに薬飲み過ぎ。だから免疫力なくしてる。薬で症状を抑えるのではなく、免疫力を上げていきましょう。方法は色々あります。自分で考えてみてください。基本は、よく噛んで、よく寝て、適度な運動をすることです。そして笑うこと。

ただし、体調が悪すぎると、噛んで出す唾液の質も下がっていたり、良質な睡眠がとれなくなっていたり(寝付けない、何度も起きる、寝て起きても身体がダルイ)、運動する気力も体力もない、メンタル落ち過ぎて笑えない。。そんな状態の人は、私のような人間の力がお役に立てますので、ご縁のある方はワンネスにお越しくださいね^^