思えば私は
現在の仕事(身体と心のケア、施術をする仕事)に関しては
かなり早い段階で、学ぶことを止めました。
止めたというか
他人の言っていることや書いてあることが
一切、頭に入ってこなくなってしまった。
求めていないものは入らないのか、本能が「必要ない」と判断したのか。
考えて(感じる、捉える)、
アウトプットして(動作に起す)
検証して、
また考えて(感じる、捉える)
アウトプットして
その繰り返しで、今の施術スタイル、テクニックが出来上がっていきました。
しかも、もう覚えてない位の昔から、子供の頃から
考え(感じ、捉え)てきたことが、今の仕事に繋がっています。
医者も匙を投げた、重度の自閉症
今回このプレゼンテーションを行ったのは13歳(2012年時点)ながらにして量子物理学を専攻し、米インディアナ大学の博士号取得を目指しているジェイコブ・バーネット君でした。アインシュタイン以上のIQを持つと言われているジェイコブ君ですが、彼は2歳の時に重度の自閉症であると診断され、「何も考えることができない」と言われるほどの症状だったのです。そんなジェイコブ君が私たちに語ってくれた話、それは一体どのようなものだったのでしょうか。
「学ぶ」必要はない!
「まず初めに、みなさんが真面目に宿題をやっているとしましょう。みなさんは、その宿題を上手くやっています。でも僕は、そのやり方が間違っていることを伝えるためにここにいるのです」
「どういう意味でしょうか?それはみなさんが何かを考えるとき、オリジナルな方法で考えなければならない、すでに目の前にあるすべての物をただ受け入れるだけではいけない、ということです」
学ばなかったから、ニュートンは「発見」できた
「ニュートンは当時大学に通っていましたが、ペストのために学ぶ場が奪われてしまったのです。学ぶことを止めなければいけなかったニュートンでしたが、考えることを止めたくはありませんでした」
「そうして天体について考え続けたニュートンですが、その問題を解決するために微積分法、ニュートンの3つの法則、万有引力の法則などの素晴らしいものを、学ぶことを止めた2年間でつくり出しました。ニュートンは学ぶのを止めたことで『科学』を創造したのです」
僕も「学べ」なかった
「僕は11年前に重度の自閉症であると診断されました。学習することも、考えることも、靴ひもを結ぶことだってできない。そう言われたのです。そうして入れられた特殊学級のクラスでは、普通の教育がありませんでした。学ぶ場から遠ざけられた僕は代わりに考えます。だから今の僕があるのです」
大切なのはIQじゃない!
「ニュートンやアインシュタインなど、何かを創造する人はみな天才なのでしょうか?確かに彼らのIQは高かったかもしれません。でもIQが高くても何も創造しない人はたくさんいますよね。彼らは『学ぶ』ことができなくなったときに、『考える』のを止めなかったんです。そして『考える』ことを『創造』することに変えたのです」
今すぐ学ぶのをやめましょう!
「さて、ここから皆さんにやって欲しいことがあります。今から24時間、何も学んではいけません! 代わりに何をしてほしいかというと、自分の興味のある分野について考えてください。それが音楽であろうと、建築、科学、と何であろうと考えてほしいのです。この24時間でもあなたが何か、新しいものを創造できるかもしれませんよ!」