最近、お客様や、友人との会話で、私がよく話していることがあって
「もしかしたら、これって、今多くの人が必要としているメッセージかも」
と思ったので、ここでシェアしますね。
先月から読んでいる本で、お勧めの一冊があります。
(私は読書が苦手なので、興味があって読みたい本でも一日数ページしか読めないので、先月から少しずつ読んできました)
日本一の投資家「竹田和平さん」タマゴボーロの竹田製菓会長から教わった「人生でもっとも大切なこと」がこの本に書かれてあります。
まず今日は、この本の中から、二つのエピソードを転載致します。
700円のうどんで三万円のサービスを受け取る
うどん屋さんで700円の定食をごちそうになったのだが
注文するときに、和平さんはオニギリを頼んだ。
「えっとねえ、わしはこのオニギリをお願いします」
「あ、それ売り切れです。白いご飯ならありますが」
「そりゃ、おめでとう!」
え?なんで「おめでとう」なの?
というか、白いご飯があるなら、オニギリ握れよ!
僕は店員の対応に軽くイラッとしたのだが
和平さんは
「売り切れってことは満員御礼でめでたいことがねえ。
めでたいから、おめでとうよねえ」
「・・・・・」
同じ現象を前にして、イラッとした僕と
相手の幸せに寄り添って一緒に喜ぶ和平さん。
どっちが幸せだ?どっちが豊かなんだ?
考えるまでもないよなあ。
僕が頭をぐるぐるさせながら食事を終えると
やってきた店員に、和平さんは
「おいしかったよ、ありがとうね!!」
席を離れて厨房に向かって
「いや~おいしかったよ!ありがとうね!ありがとう!!」
満面に笑みを浮かべて、ありがとうを言うのだ。
すると、店員から厨房の人から
全員が店の前まで出て和平さんを見送る。
700円のランチを食べて、三万円の店のサービスを受け取るようなものだ。
「和平さん、ごちそう様です。ありがとうをたくさん言う和平さんは、700円のお店で食べても三万円のお店のようなおもてなしを受けてしまうんですね。一緒に三万円ごちそうになった気分でした。ありがとうございます。」
「わはは。そうかね。ありがとうと言うのはタダなのに、みんなを幸せにしてしまうでよ。すごい言葉よねえ」
で、なんでこの二つのエピソードを紹介したくなったのか。
ここに、和平さんの豊かさの秘訣が隠されていると思ったからだ。
ここに、自分のコップの水を満たす極意がある。
和平さんは豊かさに氣づいているのに
僕はまったく氣づいていなかった。
そこらじゅうに豊かなものが溢れているのに
僕は、それに全然氣づかずに素通りしていた。
満員御礼でめでたい。ああ、めでたいなあ!と味わいつくしてみる。
その氣持ちで食べたら、めちゃくちゃオイシイ!
だから、つい厨房にまで出向いて、お礼を言っちゃう!
和平さんは、とにかく豊かさをキャッチし、味わってしまう。
「豊かさを味わう達人」になると
人の幸せが自分の幸せとしてキャッチできてしまうのだ。
和平さんは、どんな状況でも、自分のコップを満たす達人なんだ。
ありとあらゆる場で、コップを満たしてしまう達人なんだ。
そして、周りの人のコップまでも、その言動で満たしてしまうのだ。
愛を受け取る「器」が人生の「器」
和平さんは、どんな場所でも、普通の人が氣づかない愛に氣づいてキャッチしてしまう。
そして、その愛をとことん味わって幸せになっている。
そう、結局、人の幸せって、どこまで愛に氣づいてどこまで味わえるかなんだ。
お金に対しても、愛として受け取って味わったら、そのお金が逃げ出すこともないだろう。
愛を受け取れる大きさが、その人の人生の大きさに比例するんだなあ。
受け取る器が小さいと、そこからこぼれ落ちてしまうのだ。
器が大きいと、こぼれないどころか、大きなアンテナのように愛をバリバリ受信しキャッチしてしまうのだ。
じゃあ、どうしたら愛を受け取れる器を大きくできるのか?
和平さんの答えはものすごくシンプルだ。
「ありがとうを100万遍言うとええがね」
初めて聞いた時、正直、まじっすか?シンプルだけど、超大変じゃないっすか?と思った。
「晃ちゃんねえ、ココロっていう奴は、その名の通り、コロコロ転がりよるよね。
いい場所にも悪い場所にも行って、定まらないんだわ。だからね、ありがとうをいっぱい言うの。するといい場所に心が定まるんだわ。
それにね、ありがとうを言われたほうも嬉しくて、その人の心もいい場所に定まるし、言ったほうも嬉しくて、こちらも心がいい場所に定まるね。ありがとう(有難う)は、有ることが難いって書くよねえ。だから奇跡がね」
僕は、名古屋へ行き来する新幹線の中で、小声でありがとうを何度も言ってみた。
その光景はちょっと異様かもしれないけれど、とにかく暇さえあればありがとうを言う習慣をつくってみた。
すると、些細なことに感謝できるし、有ることが難い、たくさんのものに氣づき始める。
ココロがいい位置にいると、毎日の生き方がすごく変わるのだ。
ワンネスに通い出してから、人に優しくできるようになったとか、生活が楽しくなったと
多くのお客様から、ご報告を頂いていますが
私の施術を受けたあと、お客様は、身体が楽になるだけでなく、心も楽になる
「心がいい位置に定まった感覚」があると思います。
その状態でいれば、生活も変わってくるっていうのは、こういうことなんですね。
ただし、まだ病気が治っていなかったり
日常で色んなことがあったり
相変わらずのオーバーワークが続いていたりすると
体調も心の状態も
一ケ月まるまる、一番良い状態をキープするのが難しい人もいます。
お客様に「なにか家で自分でできることってありますか?」と聞かれて
それぞれに答えていますが・・
(教えても実践する人はごくわずかw)
この本に書かれているように
「ありがとう」と毎日声に出して言うこと
ぜひとも、この習慣をつけてみてください。
「ありがとう」と言った瞬間
フラフラ、ブレブレだった心が、
すうーっと、良い位置に定まるのが、分かると思います。
(ここで試しに、独り言でいいので、誰か相手を想定して、ありがとうって言ってみてください)
そして、言われた相手にも、同じ現象が起こるんですね。
「ありがとう」と言われて嬉しくない人はいないもの。
感謝されて喜ばない人はいません。
「ありがとう」と毎日言われて、飽きる人はいないと思います。
「好きだよ」とか「かわいい」って
恋人に、毎日言われても飽きないし、毎日言って欲しいのと同じです。
だから、毎日言いましょう。
なにより、「ありがとう」の言葉は
自分で声に出して言っても、人に言われて聞いても
細胞が喜んで元気になります。
言葉はエネルギーであり
そのエネルギーで、自分の望む世界を創ることができます。
その最強レベルのものが「ありがとう」なのです。
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普段、ありがとうと言えていない人に
声に出して「ありがとう」と伝えて下さい。
メールはダメです。
声に出して、直接言わないと、心が良い位置には定まりません。
声に出して伝えることで、有ることが難い=奇跡が起こります。
会えない人なら、電話でもいいです。
普段言えてない人に言えた時
「ありがとう」と言いながら、泣けてくる人もいると思います。
あと、語尾に「ございます」はつけないほうがベターです。
何故か「ございます」で、エネルギーが弱まるんですよね。。
(相手が目上の人で、どうしてもっていうなら仕方ないけど)
別に理由なんかなくていいの。
「いつも思ってて言ってなかったんだけど。。いつもありがとう」とか
「ちょっと色々気持ちの整理して、改めて言いたいことがあって。。ありがとう」とか。
急に言っちゃってください。
相手が生きているうちですよ。伝えられるのは。
でも、頭が痛いとか、身体が辛いとか、メンタルやられてるとか
自分のエネルギーが枯渇してる状態では
ありがとうなんて言う余裕ないですよね。。
そういう人は、私の力でお役に立てますので、ワンネスにお越しくださいね。
「まずは身体から」です。
というわけで、今日はここまで。
「愛を受け取れる人」前篇でした。
後編は、後日。。
(きっとw)